はじめまして、高陽店の安長と申します。

先日、9月18日広島医療生協高陽西支部の元気いきいき塾で、｢薬の正しい飲み方、食べ物と薬の飲み合わせについて｣講師依頼がありましたので行ってきました。

今回は、なるべくみなさんが発言でき、質問ができるようにディスカッション形式で行いました。普段薬を飲む機会がない方も数名いらっしゃると言う事で、基本的な話にしました。

まず、薬の形、たとえば錠剤とか粉とか、どんなものがあるか？皆さんにご存じのものを言っていただきました。医療用の浣腸を出したときには、大きさにビックリされていました。

皆さんが一番興味を持たれたのは、普段薬を飲むときに、どれくらいの水で飲んでいるか？実際に紙コップにお茶を入れてもらいました。これを読まれている皆さんも想像して下さい。だいたい薬局ではコップ1杯程度、と伝えていますが、「いっぱい」と「いっぱい(たくさん)」意味として2つに受け取れますね。毎日薬を飲まれている方も、水なしでも飲めると自慢されていましたが、これは大きな間違いで、薬はコップいっぱい(たくさん)の水で飲むようにしないと、喉にくっついたり、胃で十分に溶けず、効果が弱まることもあると説明しました。改めて日本語の難しさを感じました。

日々の業務でも、改めて薬を正しく使っていただけるよう、熱心にお話をしていかなければ、と思いました。