スタッフブログ

第21回中四国地協薬剤部門交流集会

2019年2月5日

皆さま、ご無沙汰しております!

なかなかブログが更新できず年が明けてしまいました^^;

本年も、ドレミ薬局&くるみ薬局をよろしくお願いいたします(*^^*)

さて日付は遡りますが、昨年の11月に行われた薬剤部門交流集会のご報告です~~~♪

 

11月17日、18日の2日間にわたり、徳島にて第21回中四国地協薬剤部門交流集会が開催されました。参加者は大前、木山、冨永、清原、藤井、小林(ハーモニー)、安原さん、山根さん(ピーエムシー企画)、田邉さん(広島共立病院)の薬剤師9名でした。

 

 

 

 

 

1日目は徳島肝炎の会事務局長の近藤宏さんに「B型肝炎・C型肝炎が蔓延した背景」についての講演をしていただき、その後各県の演題発表を行いました。

2日目は前日の講演、演題についてグループに分かれて話し合い、その他フリートークで意見交流を行いました。

 

B型肝炎・C型肝炎が蔓延した背景」の講演では、自身が患者であった近藤さんから、患者側からみた肝炎問題について、直接お話しを聞くことが出来ました。集団予防接種での注射針や筒の使いまわしによるB型肝炎の蔓延、早急でシビアな対応が必要であるのにも関わらず、国は分かっていながら放置していたこと、カルテの破棄により被害者である証明が難しいことなど、肝炎問題発生から現在までの被害患者の状況まで詳しく教えていただきました。また患者が患者の相談を聞くピア相談では、短い診療時間では補えきれない患者の痛みや不安を、共感してもらえることで心のケアが出来ること、この存在を患者に伝えていくことが私たちにもできることだと感じました。こんな悲しい出来事を二度と繰り返さないためにも、薬の二面性についてよく考え、医薬品を評価していくことが重要であることを学びました。

 

各県の演題発表では西日本豪雨における薬剤師の活動や、採用薬決定への介入、保険薬局で取り組む健康相談会について等、それぞれの病院や薬局で行っている取り組みについて発表を聞きました。広島県連からは清原薬剤師から「地域包括ケアシステムにおいて薬剤師が果たすべき役割」についてお話をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目の分散会では、前日の肝炎問題についての講演を聞いての感想や、演題発表で気になったこと、普段の業務で困っていること等、職場や県の垣根を越えて意見交流を深めることが出来ました。その中で話題に上がったのは、高齢者へのSGLT2阻害薬使用時のシックデイ対応の難しさや、お薬相談会の参加者増加への取り組み方法、病院から薬局、薬局から病院に対する要望や提案、連携の工夫等がありました。また薬剤師としてこれから担うべき役割や活動について意見交換することで、日々の業務の見直しや改善方法について改めて考えることが出来、とても有意義な交流集会となりました^^*

BY:くるみ薬局hiroe♪

 

rie

ページ上部へ