第7回中四国地協青年ジャンボリー IN 大久野島
2014年10月24日
2014年10月18日、19日に広島県三原市・竹原市で行われた 中四国地協ジャンボリーに現地実行委員として参加してきました。 ジャンボリーとは、 「一人ぼっちの青年職員をなくそう!」という目的のもと 青年職員が中心となり、学習やレクレーション、交流会を行う 集まりのことです。 今回のテーマは、 ≪ うさぎの島に来てみん祭 ~地図から消された島~ ≫ で 「友達100人作っちゃおう!!」 「民医連職員として、成長しよう!」 「交流や学びを自県連に持ち帰り、行動に移そう!」という目標を掲げており広島県にある小さな島である大久野島にて 戦争における「加害」と「被害」の両面から戦争の悲惨さを考えることを 学習内容として、2日間学んできました。 【 学 習 企 画 】 「広島平和学習」と「大久野島から学ぶ、戦争における加害と被害」について パワーポイントをもとに講演していただき、学習しました。 広島の平和学習という事で、どちらも大変勉強になりました。 中でも、大久野島からへいわと環境を考える会の山内正之さんの講演は とても印象に残りました。 国際条約で禁止されていた毒ガスを使用し、その事実を隠し続けていたこと 証拠隠滅のため、大量に日本や中国などに毒ガスを埋めて隠したこと これらのことによって、戦後69年経った今でも、 新たな被害が生まれていることなど、初めて知ることばかりでした。 このような過ちを繰り返さない為にも、 日本国憲法第9条の平和主義は改正させるべきではないと改めて思いました。 実際に大久野島に渡りフィールドワークを行い、 現地実行委員として、当時大久野島にあった一番大きい貯蔵庫である “長浦毒ガス貯蔵庫”について説明しました。 参加者の方に分かりやすく説明するため、事前に情報収集をし 内容を考え、本番にのぞみました。 つたない説明だったと思いますが、参加者の方が真剣に説明を聞いてくださり 運営する側の大変さも実感することができました。 今回、加害・被害の両面を持つ大久野島の毒ガスについて学ぶことができとても良い経験になりました。 学ぶことだけで終わるのではなく、学んだ事を多くの人に伝えていきたいです。 また、2日間を通して普段関わることのない多くの職種の方と交流することができ とても有意義な時間になりました。 広島だけでなく県外に多くの仲間を得ることができたのも、大きな収穫のひとつです。 民医連特有の活動であるジャンボリーは、 仲間を作る場や成長できる場でもあると思います。 これからも多くの青年職員がジャンボリーに参加し 有意義な時間を過ごしてほしいです。